昨夜は何度かの強い雨音に目が覚めた。

朝起きても、雨は止む事もなく降り続いていた…

6時過ぎ、東海汽船に出航確認の電話をすると、
"本日は全て欠航です！"のアナウンスが流れた。

本来なら、今日のジェットフォイルで、
渡辺親子が後続隊として合流する予定であったのだが・・・

朝食時には、テレビで天気予報に目はくぎ付け
台風12号は真っ直ぐ、こちらに向かって来ている・・・

皆口には出さなかったが、
渡辺親子が来られない事、そして潜れないだろう〜？
と各々に思っていたに違いない。

少し寂しく暗い雰囲気に、料理の写真を撮る事すら忘れていた。

加藤君が親子と連絡をとると、

“神津に行けないけど、折角の3日間の休みだし！
3日間の新幹線のフリー切符を買ったので、今から東北に行ってくる！！”

軌道修正の早いタフな親子にメンバーの顔から笑顔がわいた。

食後暫くして、石田さんからの電話で
何とか潜れそうだよ〜！？

さて、本日のダイビング。

石田さんは朝から、島内を車で走りまわり潜れる場所を探していた。

やはり台風の影響で海は荒れていて、
1本目は昨日潜ったすぐ隣の、名組湾でのビーチダイブとなった。

ここのポイントは、何と言ってもハマフエフキダイが有名である。
大きなものは70〜80cmあり、餌欲しさにダイバーに近寄ってきます。
水底は白砂がとてもきれいで、キビナゴの群れがキラキラと水面に輝く。
最大水深は10m程度であり、初心者にも大物・小物と魚影も濃さを
ゆっくり安心して楽しめるポイントである。

2本目潜る頃は海の状況は更に悪化し、
昨日と同じ赤崎でのダイビングでした。

雨の中でのダイビングは気温・水温とも低く、
普段 海外しか潜って無い我々には、少し厳しかった…

	ﾎﾟｲﾝﾄ名	in	out	潜水 時間	最大 深度	透明度	気温	水温	天候	備考
1本目	名組湾	10:08	10:47	39分	12.1m	10m	20℃	22.6℃	雨	-
2本目	赤崎	13:07	13:42	35分	5.9m	10m	19℃	22℃	雨	-

＊見られた魚？・・・



ハマフエフキダイ、キビナゴの群れ、ハリセンボン、ウミスズメ、スベスベマンジュウガニ、
ミナミハコフグ、クマノミ、イセエビ、タカノハダイ、ミギマキ、カゴカキダイ、ムレハタタテダイ、
ニザダイ、ウツボ、トラウツボ、ハコフグ、オジサン、イソギンチャクヤドリエビ、
トコブシ、クモヒトデ、エソ、ヘラヤガラ、ソラスズメダイ、その他多数...　
　

さて、冷え切った体を温めるため、
午後は、神津島温泉保養センターにて、楽しむ事となった。

ここは、日本でも有数の大露天風呂で自然の岩場を利用し広さ２７５�u。
頭上を遮るものは皆無。この開放感はストレス解消に最適です。
また、夜ともなれば満天の星空を見上げ、自然のプラネタリウムを体験できます。
一見の価値あり！

と、ＨＰには書いてありました。
海の岩場にできたこの露天風呂は広くてとっても気持良いです。
混浴ってのも良いですね・・・（但し水着着用ですが・・・）

のんびりと露天風呂を楽しんだ後は内風呂にあるサウナで一汗かいて、
湯上りにマッサージ機（もちろん無料）にかかり、
さらに身も心もリフレッシュした。
　

2時間も温泉に浸かると、さすがに喉も渇き、腹も減りました！

宿に戻ると、早速夕食タイムです！

本日の夕食は お刺身に タカベの煮付け あしたば入りかき揚げ あしたばのおひたし かぼちゃの煮物 と言った感じかな・・・

タカベの煮付け・お刺身は勿論美味しいのですが、
何と言っても、ご飯の色・ツヤも良く大変おいしかった！

これは、普段産地の我々が言うのだから、間違いないでしょう〜？

後で石田さんにその事を聞くと
“神津は米がとれないから、良い物を食いたがるんだよ〜”
と言っていたが・・・ 　

本日も食後落ち着いたら、
ショップにてログ書き＆飲み会の予定であったが、
雨足も強い事から中止となった。

石田さんはクーラーボックス一杯のビールに焼酎
つまみまで宿に届けると、雨の中帰って行った。

そして本日も部屋にて、ログ書き＆飲み会となった。

宴会中の面々

その後は、昨夜に引き続き トランプ大会は夜遅くまで続いた・・・・