3th Diving tour in Cebu-Dumaguete by:Tom

2. 1日目  機内にて怒る!

定刻30分程前、最終案内のアナウンスを聞きながらPR435(飛行機)に搭乗した。
席につくとシートポケットにはゲロ袋(汚い書き方でごめんなさい)だけで、航空会社の雑誌や免税品の パンフレット等はなかった。そんな本でもちょっとは時間潰しできるのにと...
10時回っても飛行機は動き出さず、結局定刻より30分遅れの離陸となった。
飛び始めてすぐに、スッチーが乗客全員になにやら配り始めた。遅れたお詫びかな?
たばこよりちょっと大きめの箱の中には、フィリピン航空のマーク入り革製のネームホルダーが入っていた。

その後は予想どうり飲み物、食事が配られた。
メニューはフィッシュとチキンがあり写真はフィッシュです。
味の方はそれなりって感じですね....
(機内にはサンミゲルはなく、ビアナビアとレッドホース、洋物だとバドとカールスバーグでした。 なぜフィリビンNo1のビールがないのだろう?高いのかな?)

食事の後の1服がこの席ではできない。
機内後方の喫煙席に行ってみたが空きはなく、スッチーにタバコが吸いたいと言っても 空きが無いからだめだ とあっさり言ってくれる。
(スッチーによっては喫煙席のお客と交渉してくれて、たばこを吸う間だけ席を替わってもらえる、のだが...)
がっかりして席に戻りビールを飲み直す。
暫くして、前方のトイレで用を済ませると誰も座っていないファーストクラスの片隅でスッチー2人がタバコを吸っているではないか!その光景を見て俺は”やった!”と思った。
すかさずスッチーの元へと行き俺も吸っていいか?と聞いたところ、 ”NO!” あっち行けと言わんばかりにエコノミーシートを指差した。
もう頭きた!!俺は客だぞー!!
なんで
客に吸わせずパイロットやスッチーは吸っていいんだよ!!!
そんなの道理に合わないじゃん! 禁煙運動にかこつけて掃除のてま省いてるとしか思えない。
タバコ吸わない奴が世界的に騒ぎすぎるからこうなるんだ!
吸わないやつは自分の事ばかりで吸う奴の気持ちなんかひとつも分かってくれない!
だったらいっその事、法律で禁止してしまえばいいんだ!
そしたら、非喫煙者はさぞ助かると思ったら大間違いだぞ!
日本からたばこが無くなったら2兆1700億円もの税金が減る訳で、これは国税の4.39%にあたりそれを補うには消費税か何かで増税しなくてはならないだろうし、それだけじゃあないんだ!
たばこ関連で働いている人、数万人は職を失い失業保険もパンクするだろう!?
そしたらさらに増税
JRにだって何千億円もたばこから支払ってるのにそれが無くなったら運賃値上げ
少し位喫煙者の気持ちや恩恵を考えてくれよ!
吸えない時代だからこそ吸える場所を確保してくれよ!!
ちょいと取り乱して違う方向に行ってしまいました。話を戻そう。

ビール3本も飲み終わると、いつしか寝てしまったらしく、機内の物音に目が覚めた。
セブ島が見えて来た。
窓から下界を見ると緑は多いものの、ちょつと目線を上げるとそこは白黒写真の様な雲と空に
”ありゃーやっぱり雨降んのかぁー!”
1週間程前よりインターネットにてセブの天気予報を伺ってはいたが、ずっーとTstorms()マークに ”今回も雨降かぁー?”とガッカリしていた。
私達は、去年のセブは5日間とも毎日雨、前回のGBRも雨と、天気に恵まれてない。
着陸寸前になって私の心は曇り空となってしまった。


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