Diving tour in Sebu
                  ―晩夏の水人―(White Sands Beach Resort)    by:Ikko

 4. 1日目  セブ到着

現地に到着したのは、19時過ぎ。もう薄暗くなっていた。
ペソへの両替(今回のレートは4,150piso=10,000yen)を済ませ、外に出ると宿泊するホテルから女性が迎えに来ていた。
正確に言うと、ホテル内のダイビングショップ、ブルーコーラルで働いている女性が、ボクら二人の名前を書いた札を抱えて立っていた。
第一声「ハロー」と同時に、一緒に並んでもらい、記念撮影。
こういう所が日本人っぽいのだろうなと、ふと思う。気温はちょっと涼しい。
そう言えば、日本より涼しい所に行くということが、そもそも『バカンス』だとは感じられない…ということを昔、岡安さんと論議したことがあった。
今回はまさにそれかも知れない。

ところで、ホテルまでの移動の途中、ボクは顔には出さなかったが、ちょっと気になっていたことがある。
それは雨が少し降ってきたこと。また雨…なのか。
(よくみんなに雨は加藤君が連れてくると言われる…)
しかし、そんなブルーな気分もホテルに到着するまでだった。


ホワイトサンズ・ビーチリゾートはインターネットでチェックした通り、こじんまりとした、
それでいてなかなか立派なホテル。
ボクらは意気揚々とチェックインをして部屋へ。
部屋もかなりいい感じに思えた。
(あまり、いいホテルにはいつも泊まっていないことだけは確かだけど…)

さて、ここで特筆すべきことは、キンキンに冷える冷蔵庫があること、テレビがあること(しかもチャンネル数がスゴイ)、お風呂にちゃんとした浴槽があること(笑)…実にいいではないか。
しばらくして、部屋の電話が鳴った。
セブシティのお祭りで到着が遅れたという、ブルーコーラルの角さんからだ。
すぐにログブック等を持って、ブルーコーラルのショップに向かう。
そこで、明日のダイビングの打ち合わせ。そうそう、前回ボホールでお世話になった、コトカさんはすでにブルーコーラルを去っていた。
岡安さんから写真をたくさん預かって来たのに…。
まあ、そんなことを言っても仕方ない。
さて、セブには確かに素晴らしいポイントはたくさんあるのだけれど、4日間、直行便利用という超短期間の滞在も考えて、あまり遠いポイントへのオプションはあきらめた。
という訳で、明日のポイントは『カビラオ』に決定。
まあ、妥当な線でしょ。

さて、ブルーコーラルでのお話も終わり、その後、夕食。
この日は移動で疲れたせいか、冷えたビールが実にうまく、
(これがちゃんと冷えていた…ポイント高いと思いませんか?)
そして、料理もおいしく頂くことができた。
うーん、サンミゲルがこんなにウマイとは…。

おかげでボクはかなり酔っぱらってしまったが、それでもまだ、部屋にマッサージ師を呼ぶ交渉くらいはできた。
1時間で300ペソ。
女性がいいか、男性がいいかと聞かれたので、女性を二人、10時に予約した。
そうして、部屋にやって来た女性は二人ともなかなか美人。
マッサージも実に上手く、疲れもあってか眠さも100倍。…
という訳で、マッサージ師の2人が帰った後、一気に眠り落ちた。おやすみなさい。


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