赤雪山(足利市)
赤雪山(足利市)

赤雪山 map

赤雪山(あかゆきやま)
標高620.6メートルで足利市内で2番目に高い山である。
赤雪山の名の由来は足利義兼の怒りを買った足利又太郎忠綱が逃亡中に
この山に入っていたが、雪の為足跡が残っており追手に見つかってしまった。
従者をはじめ忠綱らは多数の矢傷を負い、白雪を血で染めた。
この事から当時名のなかったこの山を『赤雪山』としたという。
土地の人は、「あかゆき山」と言わず、「あけき山」と呼んでいる。

「足利の伝説」より (赤雪山遊歩道案内看板より)

 

ここ1週間余り、『ぎっくり腰』の痛みを堪えての仕事が続いた。
こんな状態で、週末は登山できるかな?

日曜朝目が覚めて、
腰の痛みも 2〜3割痛みは和らいだ様な・・・?

外は天気が良さそう〜だし・・
しかし大事をとって思っていた山は止め、
今回は?軽めの登山に変更した。

 

 

駐車場 ここが今回の出発点の
赤雪山 東側登山口の駐車場です。

駐車場の端には、東屋もあり
ここから眺める松田ダムの景色も
まあまあである。

東屋 松田ダムの景色
 

 

ここで、準備をして スタートです。

登山道入り口 入口の標識
登山道入り口はこんな感じでした。

雑木林の中、松田川源流?の沢沿いを歩くコースである。
沢沿いの為、湿った場所を歩き、靴が汚れてやだなぁ〜
なんて気持ちも、清らかな流れの音が忘れさせてくれた。  

せせらぎの滝 歩き始めて10分弱で
"せせらぎの滝"の看板を発見
滝と言っても、
落差1mも無い様な…?

この後も、
"蛇尾の滝"と言うのもあった。
こちらも、小さい〜

案内標識
歩き始めて15分位で
500mの案内標識に着いた。

ここから先は、
沢沿いの道から、スギ林の
中を歩くコースに変わった。

整備された登山道
間伐材の杉の丸太で
造られた階段になった。

が、長くは続かず、
スギ林の中、泥の道に変わった。

間伐材がそのまま?
この辺りのスギ林は
きれいに間伐されているが、
伐られた杉はそのまま放置?

後でまとめて片付けるのかなぁ〜?

スギ林の中を歩く
スギ林の中を暫く歩くと
後半はジグザクな急な坂道が
続いた。
スギ林の中を歩く
登り始めて約40分後の11時22分
急な坂道を登り切ると
分岐点の看板に到着した。

左は、赤雪山0.2km
右は、長石林道1.5km

 

ここから山頂までは、
整備された丸太の階段が続いた。
階段には、落葉がたっぷり積り 降りる時は滑りそう〜?
と、除雪ならぬ、除葉しながら 上って行った。  

 

登り始めて約50分後の11時35分、赤雪山 山頂(620.6m)に到着した。

赤雪山 山頂(620.6m) 山頂の東屋
ご覧の様に、立派な東屋もあり ここでゆったり休憩した。

この後、13名程のグループに圧倒され、席を譲り下山となる。
 

山頂からの眺め
赤雪山 山頂(620.6m) 山頂の東屋
山頂付近の木々に遮られ、また周りの山々もあり、
遠くまでの眺望は 余り見られなかった。

 

 

25分程休憩し、12時下山開始した。
当初来た道を引き返す予定であったが、
もう一方の西側のルートに変更して下り始めた。

案内標識
下り始めて5分程で
最初の案内標識を発見

尾根沿いの明るい道
尾根沿いの明るい道が、
暫くの間続いた。
ひたすら下って行くので、
息が切れる事も無く楽である。

だが、幾らか急な下り坂は、落葉に
覆われており、足をすくわれる!
また下り坂は 膝への負担も大きい〜

 

ペットボトル1 ペットボトル2
尾根沿いの道端には、ご覧の様にペットボトルが木に刺さっていた。
これが、1つや2つではなく、数10個あったかな・・・?

また、ペットボトルだけではなく、
コンビニ袋やアルミホイル(多分おにぎりを食べた後の)も
木々に巻き付けられていた。

コースを間違わない為の目印なのかもしれないが?
それこそ、大雪の中の登山ならまだしも、
間違えそうなコースではないと思うのだが・・・?

決して見栄えの良い物とは思えず、良い気持ちにはなれなかった・・・

 

スギ林の道
コースは尾根沿いの道から、
スギ林の中の道へと変わった。
黄色いちょうちょう
時季外れ?の
"黄色いちょうちょう"を発見した。

本当は、飛んでる姿を写したかったのだが・・・
私の腕では無理があった。

それにしても、このちょうちょうは
年越し出来るのかな?

案内標識3
下り始めて30分程で
3つ目の案内標識を発見した。

左は、まつだ湖0.5km
右は、赤雪山1.2km

案内標識4
スギ林の木々の間から
まつだ湖の水面が見え始めた。

更に進むと
山頂より約30分後の12時半
西側の登山口に到着した。

アスファルトの道
西側の登山口から、スタート地点の
駐車場までは、まつだ湖沿いの
アスファルトの道を歩いた。

山頂より約50分後の12時50分
到着・終了となった。

 

 

☆☆ トレッキングデータ ☆☆                 2010.12.05(日)晴れ 13度位
出発地名   出発時間   到着時間   到着地   時間   距離
東側登山口   
10:46   
10:55   
せせらぎの滝   
9分   
せせらぎの滝   
10:55   
10:59   
標識(0.5km)   
4分   
0.5km
標識(0.5km)   
10:59   
11:22   
標識(1.1km)   
23分   
0.6q
標識(1.1km)   
11:22   
10:35   
赤雪山 山頂   
13分   
0.2q
赤雪山 山頂   
11:59   
12:04   
標識(0.2km)   
5分   
0.2q
標識(0.2km)   
12:04   
12:16   
標識(0.7km)   
12分   
0.5q
標識(0.7km)   
12:16   
12:30   
標識(1.2km)   
14分   
0.5q
標識(1.2km)   
12:30   
10:42   
西側登山口   
12分   
0.5q
西側登山口   
12:42   
12:50   
東側登山口   
8分   
0.4q
  
  
  
  
100分   
3.4q
 

 

 

番外編?

昼飯も持たずの登山だったが、今回他の目的もあった。
そば屋 一笑 そば屋 一笑

この辺の山のふもとは、そば処でも 少しばかり有名である。
中でも ここ 一笑(いっしょう)は 有名で、昼時はかなり並ぶらしい〜
我々が訪れた時は、既に1時を回っており、すんなりと入る事が出来た。

 

良い雰囲気
建物は、
内・外装とも古い民家のまま
良い雰囲気をかもし出していた。

山頂からの眺め 山頂からの眺め
注文して暫し待つと、まずは写真左の舞茸の天ぷら(700円)が運ばれてきた。
そして私は写真右の大もりそば(1200円)を注文した。

普通盛り(800円)の値段は1.5倍であるが、そばの量は確実に2倍はあった!

まずは1口・・・
冷水でしゃきっとしまった腰のある麺に喉をうならせた。
季節はもう冬に近いものの、やはりそばは冷たく、こうでないとね。
久しぶりに、うまい! と、素直に思える蕎麦に出会えた気がした。

それにしても、薬味のネギとワサビの量は半端ではありません!
ネギは何とか完食したものの、ワサビ好きの私でさえ、こちらは残してしまった・・・

オーナーは何を思ってこれだけ山盛りにするのだろうか〜?
今度行った時には、ぜひ聞いてみたいと思った。  

 

 

☆参加者の感想☆
Tom
Tom

『ぎっくり腰』の痛みを薬とコルセットで抑えて
腰に負担を余りかけないようにと、ゆっくり歩いた登山だったか、
天候に恵まれ、気持ち良い汗をかく事が出来た。

登山後のそばの美味さ・驚きにも大満足の今回でした!

さて、これからも気候の良い時に、
近場の山から、チャレンジし続けられればと思う。

 

 

Takeda
Takeda

登山部のページを見ると、2004年6月に尾瀬沼を歩いた以来と なるらしい。
その後山らしい山を歩いた記憶はない。あれから6年半も 過ぎたのかぁ。
 体力に不安を抱きながらの今回の参加でしたが、ゆっくりめのペース と
低山ということでその不安も消え、快晴の中とても気持ちよい山歩き が
できました。
 そば処一笑の「ねぎ」を完食したいという思いも遂げ、
二人に大感謝 であります。

 しかぁし、翌日は股関節が痛み、駅から職場までのわずかな道のり を、
顔をゆがめ、左足をひきずって歩くことになるとは・・・
 運動不足解消のためにも、次もぜひ参加させていただきます。_(._.)  

 

Jimmy
Jimmy

・・・・・・  

 

 

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2010.12.8 完成・掲載