富士山
富士山 5合目より

Vermilion登山部 最終回

今回は本番の日本一高い"富士山"である。
振り返ってみると”富士山に登ろう!”と言い始めて実行に移す事無く5年程経った。
昨年の大納会で”来年は登る!”と宣言し、それから7ヶ月間11回の練習を重ねた。
そしてとうとうその"富士山"にチャレンジし無事参加者全員が登る事が出来ました。

では、始まり始まり・・・

7月26日(金)夜9時に加藤家に集合であった。
先程全員が登れたと書きましたが、練習に参加していた亀ちゃんは
ちょうどテストと言う事で、学業優先の為欠席となった。
亀ちゃん以外の8名が揃い9時半に車2台に分乗し出発した。

5合目手前1.5q付近路肩駐車場
駐車場からの景色
  
目的地の富士山5合目へは中央道・河口湖ICより富士スバルライン(普通車往復2300円)に乗り、AM1時半到着。
この時間で、5合目手前1.5km付近の路肩駐車場であった。
こんなに早くに着いたのに、5合目まで行けないのと、最初から予定が崩れたのは少々悔しかったが、仕方ない・・・
車内にて1杯飲んで、寝に入ったがどうにも寝付けず車から出たり入ったりの繰り返しで、3時過ぎに眠る事ができたが、5時前には車の前を通り過ぎて行く登山客のざわつきで目が覚めてしまった。

(写真上)朝5時には、御覧のようにびっしりと駐車されていた。この列の最後は4合目位まで続いているのだろうか?
(写真下)やはり朝5時すぎ、駐車場からの眺めです。雲海に浮かぶ山々のコントラストが何とも言えませんでした。

全員が目を覚ましたのは、6時過ぎであった。
各々に朝食を食べ出発準備をして、6時50分に駐車場を出た。

5合目
20分程で5合目に到着した。

小御嶽(こみたけ)神社 5合目登山口(河口湖口)
5合目レストハウスの奥には小御嶽(こみたけ)神社があった。
ここで、無事全員登頂できるようお祈りした。
右は5合目登山口(河口湖口)です。
絶好の登山日和の中、7時30分スタートした。

6合目
30分程(8時)で6合目に到着した。
標高は2390m
ドラム缶の上には案内図が置いてあった。

ここまでは、殆ど下り坂であった。
広い砂利道をのんびりと山々を見ながら
ハイキング気分であった。
あっと言う間の6合目に、あと残り4合分と思うと、楽勝!と思えたが・・・

6合目付近からの眺め
6合目からちゃんと上り坂
当たり前なのだか・・・

写真では良くわかりませんが
ジグザグの道がひたすら続いた。

7合目 花小屋
6合目より70分程の(9時10分)
"7合目 花小屋"に到着

ここから先は写真の様に
山小屋が建て続きにあった。

7合目付近からの眺め(下方向) 7合目付近からの眺め(上方向)
写真左:7合目付近からの眺め(下方向)です。
登ってきた九十九折の道がわかります。
写真右:7合目付近からの眺め(上方向)です。
私は赤い鳥居が山頂かと思ってがんばったのですが・・・

8合目(太子館)
8合目付近からの眺め(下方向)
先程の"7合目 花小屋"からは登山道が溶岩の岩場の道へと変化した。
少し登るたびに山小屋が建っていて、そこで軽く休憩を取りながら先に進んだ。

山小屋は花小屋の後、日の出館、七合目トモエ館、鎌岩館、富士一館、鳥居荘、東洋館と続いた。

我々のグループ8人は何時しか先行組3名(Tom,Jimmy,芦谷)、後行組(加藤,渡辺,小林,Yopi,藤野)に分かれて上を目指した。

"7合目花小屋"からは100分後の10時50分に
"8合目 太子館"に到着した。

写真上:"8合目(太子館)"
頂上まで2q(約180分)と書いてありますが・・
写真下:"8合目付近からの眺め(下方向)"
自衛隊演習場(黄緑)と山中湖が見えます。

8合目(蓬莱館)
8合目(白雲荘)3200m
8合目も次から次へと山小屋が続いた。
その度に
"今度の山小屋は9合目?"
と思うのだが・・・

この辺りから先行組3名の内Jimmyが遅れだした。
山小屋での待ち時間が次第に長くなった。
"8合目 太子館"より
25分後(11:15)"8合目蓬莱館"
33分後(11:48)"8合目白雲荘"
標高3200m
20分後(12:08)"8合目元祖室"
標高3250m

8合目(元祖室) 8合目(元祖室)

8合目(富士山ホテル) "8合目 元祖室"から37分後(12:47)
今度こそ9合目!と思ったが、まだ
"8合目(富士山ホテル)"であった。

次にトモエ館、江戸屋と山小屋は続いた。
江戸屋横にて、少し遅い昼食をとった。
天気は最高に良く、気温も26℃と暖かい
と言うか暑い!

写真でちょっとだけ見える雲海も素晴らしかった。
ここの標高は3400mでした。

8.5合目(御来光館)
"8合目 富士山ホテル"から55分後(13:40)
今度こそ9合目!!
と思ったが・・・
"8.5合目 御来光館"であった。
なんでやねん!
.5なんてあるの・・・

標高は3450mでした。

9合目(鳥居)
神社
ここが・・ここが・・・
てっきり山頂の鳥居かと思ったのですが・・・・
まだ9合目の看板は見てないし・・・
そして現れた9合目の鳥居です。 "8.5合目 御来光館"より55分後(14:35)

 

その先には石積みに覆われた小さな神社があった。
色とりどりの鈴の数の凄い事と言ったら・・・

山頂手前 最後の鳥居
"9合目(鳥居)"を歩き出して、次の鳥居が見えるのですが、 中々そこにたどり着けない!
息は切れ、少し歩くと休みの繰り返しであった。
ようやく直ぐ目の前に現れた、
"山頂手前 最後の鳥居"です。

10合目 富士山頂上浅間大社奥宮(久須志神社)
やりました!! 山頂に到着です。
この時の気分は上手く言葉には言い表せませんが、
やり遂げた・・・
自分との戦いに勝った!
かの様な、何とも言えない充実感であった。

"9合目(鳥居)"から53分後(15:28)
5合目より約8時間の道のりでした。

山小屋の並ぶ山頂
山小屋の並ぶ山頂
登頂への喜びを感じつつ暫し休憩をとった。
有料のトイレを体験し、神社でおみくじをひいたりとのんびりした。

だが、今日はこれで終わりでなく、お釜を回り本当の山頂(剣岳)を登りそれから山小屋に行く予定である。
と同時に後行組5人が気になった。
携帯で連絡をとると、まだ8合目だという・・・
8合目からでは、後1時間半や2時間かかるであろうと言う事で、 お釜を回り〜山頂(剣岳)〜山小屋は中止となり、我々が先に山小屋へ行き 受付をする事となった。

10合目(山小屋・頂上富士館)
山小屋の食堂?
富士山頂上浅間大社
山小屋にて
山小屋の夕食
お釜を時計回りに歩き、30分程で今日の宿(頂上富士館)に着いた。
扉を開け中に入るが、窓も無く薄暗い・・・
食堂のカウンター?で受付をするが全員揃わないとダメだと言われた。
台に腰掛け休憩したが、寒くて震えが止まらなくなった。
8合目頃より休憩する度にびっしょりに濡れたシャツが冷え寒くなった事を思い出し、と同時に熱が出た事を実感した。
外に出て陽のあたる場所を探した。
神社横の陽だまりで濡れた服を脱ぎタオルで汗を拭いた。そして何枚も重ね着をした。
陽が手伝ってくれ幾らか寒さは落着き、ここで皆の到着を待った。
その間、芦谷と二人、重い思いをして持参した、ビールで乾杯をした。
寒かったけれど、最高に美味かった。

後行組が全員到着したのは5時過ぎであった。
  全員揃い、山小屋の人に部屋に案内された。
8畳間に布団が8つ並んでいた。
”この部屋おれたちだけだあー!”
と喜んだのもつかの間、
”奥側半分、1つの布団に2人で寝てください!!”
だって・・・
布団の上に腰を下ろすと、
”冷たい・・・!”
布団はびっしょり湿気を含んでいて、気持悪いほど冷たかった。

5時半”食事が出来ましたー”
との声に食堂に行った。
カウンターより受取って台の上で食べるのだが・・・
思っていたとおり寂しい食事に、持参した缶詰を取りに部屋に戻ろうとも思ったが、寒くて体は振るえ頭はふらふら・ガンガンでそんな気力も食欲も無かった。

簡単に食事を済ませ、部屋に戻り荷物の整理をした。
そして皆で乾杯!
どうにも寒くて、起きてる事も辛く、薬を飲んで熱さまシートを額に張ると何時しか寝てしまった。

2日目

山小屋の朝食
朝3時半
”朝食が出来ました!”
”荷物を持って食堂に来て下さい!”
の声に目が覚めた。
熱も下がった様で体調はまぁまぁ回復した。

朝食は、わかめスープにご飯、ふりかけ、のり、きゅうりの漬物であった。
食事が終わったら、出て行ってくれ!って感じで、
部屋には入れず、トイレも外のを使う様、鼻息荒そうな口調で言っていた。
出入口にも山小屋の人が立っていて、
”ありがとうございます!”ってより
外に出た人を中に入れない様にする為の番人的な感じであった。

4時20分頃外に出ると、小屋の前は人・人で一杯であった。
直ぐ前には富士宮登道が見え、御来光にまでと上を目指す登山客の列が繋がっていた。
ここからでは、御来光が出るであろう方向には駒ケ岳があり、見えない為少し移動した。
数分で駒ケ岳着くと、そこは所狭しと先客が陣取っていた。
我々もよさそうな場所を確保し座った。
4時半近くになり、東の空は随分オレンジがかって来たが御来光は見えない・・
左手にある朝日ヶ岳が邪魔に思えていたが、近くでカメラを構えていたオジサン達が、
”朝日ヶ岳があるから画になるんだよ!”みたいな事を語りあっていた。
4時44分、雲海の中から御来光が現れた。
何か言葉には出来ぬ感動を覚えた。
辺りは万歳をする人、拝む人・カメラを撮る人と賑やかになった。
駒ケ岳からの御来光 駒ケ岳からの御来光 駒ケ岳からの御来光
"駒ケ岳からの御来光"

後を振り返ると、きれいな影富士が現れていた。
この現象も余り目にする事は出来ないとの事で、我々はラッキーであった。
駒ケ岳からの影富士 測候所からの影富士 雷岩付近からの影富士
"影富士"

富士山頂 郵便局
さて、御来光を味わった後
5時すぎ移動開始した。
元来た山小屋の前には郵便局があり、 「登頂証明書」を購入しようかと思ったが、余りの混み様に中に入る事もできず断念した。
富士山頂の剣ヶ峰
日本最高峰 富士山 の碑?で記念写真
目的地の"富士山頂の剣ヶ峰"です。
建物は富士山測候所跡です。
有名なドームは今はありません。
最後に現れる左手の急斜は結構きっかったです。

 

 

5時20分

日本一高い
  ”富士山”
            に登頂しました。

富士山火口 富士山火口
"富士山火口"です。雪が残ってました。
頂上付近からの雲海
この辺りの雲海が最高にきれい!
でした。
この光景と感動は富士山に登った人だけにしか伝わらないかも・・・

山小屋前の混雑
山頂より30分後の6時10分
昨日登ってきた河口湖口に着き
"お鉢周り"は終了した。
ここも物凄い人・ひと・ヒトであった。
山頂トイレと垂れ流しの汚物
垂れ流しの汚物
ここで休憩をしたのですが、トイレに入るにも十数分待つ程の混みようでした。
それと富士山に来たら是非見てみたかった1つの"トイレの裏側です。"
悪趣味とか思わないで下さい。
"富士山が世界遺産に登録できなかったのは、トイレのせい!"
と聞き、是非共この目で見て、写真にも残しHPに載せてみたかった。

ここで用を足さなければこんな事にはならないのでしょうが・・
そう言っても・・・
100円取るのだから、もっと何とかならないのでしようか・・
なんて事は言いませんが、今の日本の技術を駆使すれば出来そうな気もしますが・・・
"難しい富士山トイレ問題"です。

下山道の様子
下山道の様子
7時下山開始をした。
登ってきた道とは別ルートとなり、下り専用である。
それに岩場ではなく、整備された砂利道(溶岩が砕けた)です。
この道はブルトーザーが、山頂まで上がりゴミや物資を運んでました。

下りの為ついつい足は早歩きとなり、ズブズブと砂利の中に足が埋まる。
と同時に砂埃がたちすごい!

8合目江戸屋の分岐点
"8合目江戸屋の分岐点"です。
ここから先、河口湖口と、須走口が分かれます。

山頂よりここまで下りるのにたったの30分、登りは3時間もかかってるのに・・・
何か呆気無い!気がした。

5合目到着
下り坂に足は動かされ、ガンガンと下った。
6合目から5合目の登りも、気持ち良い程に足は動き、お馬さんを抜かすほどの勢いで歩けてしまった。
後で思ったのだが、下るにつれ空気が濃くなる為、疲れ知らずに歩けたのかなぁ?
そして山頂より3時間弱の9時48分、5合目到着終了した。
中谷防衛庁長官と記念写真
"中谷防衛庁長官と記念写真"
下り途中で、あっちこっちに迷彩服を着た自衛隊員がいて、途中休憩しているときに "今日は防衛庁長官が来ている"と聞き、それらしい団体で歩いてる人達と一緒に下って来たのだが・・・
まさかこんなラフな格好で下っている人が官房長官とは・・・
大学時代ラクビーで鍛え、もう何度か富士山には登ってるらしいです。
折角ですから、記念に1枚お願いしてしまいました。

登山の後は国道沿いのそば屋で昼飯を食べ、
河口湖半の日帰り温泉施設:あかり亭で、ゆっくりと温泉に浸かった。
大人1000円とあまり安い金額ではありませんが、
まだ出来立て建物はとてもきれいで、店員さんの対応も凄く良かった。
お陰で、風呂上りのレイクサイドから飲む生ビールがすすんでしまった。

「Vermilion的 富士登山への道」はこれにて終了です。・・・
参加者の感想を一番最後に載せてみました。

         ☆☆ 富士登山データ ☆☆        2002.07.27(土)〜28(日) 晴れ
出発地名   出発時間   到着時間   時間   距離   到着地
5合目手前駐車場
06:50   
07:15   
25分   
1.5q   
5合目
5合目
07:30   
08:00   
30分   
--   
6合目
6合目   
08:00   
09:10   
70分   
--   
7合目(花木屋)
7合目(花木屋)   
09:10   
10:50   
100分   
--   
8合目(太子館)
8合目(太子館)   
10:50   
11:15   
25分   
2q   
8合目(蓬莱館)
8合目(蓬莱館)   
11:15   
11:48   
33分   
↓   
8合目(白雲荘)
8合目(白雲荘)   
11:48   
12:08   
20分   
↓   
8合目(元祖室)
8合目(元祖室)   
12:08   
12:45   
37分   
↓   
8合目(富士山ホテル)
8合目(富士山ホテル)   
12:45   
13:40   
55分   
↓   
8.5合目(御来光館)
8.5合目(御来光館)   
13:40   
14:35   
55分   
↓   
9合目(鳥居)
9合目(鳥居)   
14:35   
15:28   
53分   
↓   
10合目(久須志神社)
10合目(久須志神社)   
16:10   
16:40   
30分   
--   
10合目(山小屋)
  
  
  
  
  
10合目(山小屋)   
04:30   
05:05   
35分   
--   
10合目(御来光見学)
10合目(御来光見学)   
05:05   
05:20   
15分   
--   
山頂(剣ヶ岳)
山頂(剣ヶ岳)   
05:40   
06:10   
30分   
--   
10合目(久須志神社)
10合目(久須志神社)   
07:00   
07:30   
30分   
--   
8合目(江戸屋)
8合目(江戸屋)   
07:30   
09:48   
138分   
5q   
5合目
合  計   
  
  
--分   
--q   

☆参加メンバーの写真と感想☆
富士山頂にて記念写真

部長 小林和正
部長 小林和正
1.富士山の感想
いろいろと感想はありますが、とにかく日本一高い山である事を十分に体感する事ができた。
2.登山部について
・・・・・。
3.部長について
完璧ではないけれど、十分に役割をこなしていると思います・・・(^_^;
4.今後どうしたいか
そうですねぇ〜空気の澄んだ山に宿をとって泊まりで天体観測なんてのはどうでしょう?
温泉にでも入って☆を眺める・・ ん〜ロマンティック?!
私は初登山の時と同じ様に足が筋肉痛です・・
最後になりますが、富士登山はとても良い体験が出来たと思います。
皆さんありがとうございました。

Yopi
Yopi
天気にも恵まれまさに登山日よりヽ(^o^)ノ
期待と不安で登りはじめた富士山。
なんといっても無事登頂したいという気持ちでいっぱいでした。
かなりスローペースで登ったので、皆の足をひっぱてしまいました。。
でも私にとって頂上についたときの達成感・充実感はきっと忘れないことでし ょう。
ご来光もなんだか、じーんとこみ上げてくるものがありました。
しかし深夜突然襲った高山病(?)のため、下山は小林部長にリュックを背負 ってもらい終わってみて、“楽勝だったかなぁ〜” とはほど遠い結果となってしまいま した。
1時間遅れの下山でドドンパまた逃しちゃって、皆さんほんと、ごめんなさーいm(__)m
今回vermilion登山部に参加していなかったら、きっと一生登ることはなかっ たと思います。
最後に皆様お疲れ様でした!!
そしてありがとー!!
加藤一行
加藤一行
  登山部の感想を…という事なので、ちょっと書かさせていただきます。
さてさて、とりあえず、何はともあれ、富士山を制覇する事ができました。
もう充分にボクの中では『成し遂げた』という充実した気持ちで一杯です。
過去には、かなりキツイ行軍も多々ありましたが、この『成し遂げた』という事実だけで、全てが成就されたと思っております。

さて、富士山についてですが、一言でいうなら、『やはり日本一の山だけのことはあるな』です。
全てにおいて今までの山とは、桁違いに感じました。
ひたすら登りという過酷さ、空気の薄さの体感、登山者の多さなど、どれを取ってもスゴかった。
たいへん良い経験になりました。

もし、今後も登山部として活動していくのであれば、登山部としての『楽しさ』をより追求したいですよね。
『ジェットスキー』のように、黙っていても人の集まってくるような、そんな部になればと思います。
決して、部員がどんどん減っていくようなのだけは見たくないですね。

今回の登山部の活動を通じて、ボクが得たもの、それは、登山とはなんぞやということ、脚の筋肉、我慢強さ(忍耐力)、達成感、こんな所でしょうか。

最後に、ド素人のボクらが何の下調べもせずに、登山にチャレンジできたのも、全ては、部長の小林さん、岡安さんのおかげだと思います。いろいろとありがとうございました。そして、部長さん、本当にごくろうさまでした。

…そして、ボクはこの登山の経験を一生忘れないことでしょう。
     加藤いっこう。

渡辺幸子
渡辺幸子
今年最大の目標、富士登山を無事終える事が出来て、今はほっとしています。
みなさん、色々とお世話になり、ありがとうございました。
日本一の山、富士山は、やはり偉大だった。
ここ数年忘れていた根性という二文字を私に思い出させたのだ。特に八合目から先は、息がすぐに苦しくなり、本当に辛かった。
酸素マスクなんか・・と思っていた私を後悔させたのだ。
しかし、何とか無事帰って来られた時は、なんとも言えない達成感、充実感でいっぱいだった。
とても嬉しかった。
こんな素晴らしい体験をみんなと出来て、本当に良かったです。
これからも、少しずつでも続けていけたらいいのになぁと思っています。
これからの活動も楽しみにしています。
芦谷和男
芦谷和男
*******
富士山を登り終わって、やっぱり富士山は富士山だったなぁと。
別になめていた訳ではないけど、何度かの練習で体力もついたし、 富士山よりきついと言われていた男体山も比較的楽に登れたし、 富士山もそれほど苦にせず登れるだろうと思ってました。
でもいざ登ってみると、今までの練習とは一味も二味も違って なかなかに手強かった。。。
それに人の多さにはびっくりでしたね。
やっぱり日本一の山でした。
そして、多分最初で最後になるであろう富士登山であんなに天気に恵まれて、 なにより全員無事に登りきることができたのも、日頃の行い?と、
きつい練習(参加率悪かったけど)に耐えてきた成果だったんじゃないかと思います。
最後に、ほんと皆さんご苦労さまでした。
今度は楽しくハイキングでもやりましょう(道具ももったいないしね)。
*******
藤野光徳
藤野光徳
太平山から始まった登山部もいよいよ本番の富士登山!
幸い天候にも恵まれ何とか登頂できて良かったです
頂上が見えているにも拘わらずナカナカ着かない山道で、途中何度もくじけましたが、頂上に着いた時はなんとも言えない気持ち良さでした。

初めて泊まった山小屋では1組の布団に2人で寝るという不思議な体験、空気が薄くて夜中何度も目が覚めましたが翌朝のご来光!
初めて見るご来光!
身の汚れが溶け落ちる思いで拝みました。
おそらく最初で最後の体験と思いますが一生一度は行く事お勧めします。
登山部の皆さんお疲れ様でした。
藤野

Jimmy
Jimmy
念願の富士登山をリタイヤすることなく達成出来てとてもうれしいです。
なんといっても5年越しの思いが通じてやっと実現できたので幸せな気持ちでいっぱいです。
練習登山ではあまりのきつさに富士山はあきらめようと思ったこともありました。
でもあきらめないで良かったです。
登りきれたということでちょっと自分に自信がつきました。
富士山に感謝

まさか本当に登山部ができるとは思いませんでした。
そして半年の内にこんなに山を登るとも思いませんでした。
すべて富士山への道の為とリーダー(岡安君)がみんなをひっばってくれてさらに厳しい忠告も沢山してくれました。
でもそれを実践できなくて・・・今になって1つ1つの意味が身にしみてわかって何と貴重な時間をムダに過ごしてしまったかと反省しています。
それでもなんとか登れたのは富士山と登山部があってこそかな?とみなさんに感謝
登山部の今後は?
ですが私としては「機会があれば登ってもいいかな?」と「でもまだ当分先でいいかな?」と思っています。

Tom
Tom
忘年会の私の"富士山に登ろう!"の一言に賛同し手を上げてくれた皆さんに心より"ありがとう!!"
と感謝したい。
皆が居たお陰で、ここまで頑張れたと思います。

富士山までの11回の登山は
"楽しさ抜きのきつい練習でした"が、
目標を達成した今、 新登山部 を発足したいと思います。
Team Vermilionの本来の"楽しく!"に戻り、年に数回程良い時期に、楽しく+αで登れる山登りをして行こうと思います。
部長は暫定ですが、引き続き小林君にお願いし、お骨折りして頂こうと思いますので、皆さん気楽に参加下さいませ!


  
2002.10.01 完成・掲載


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