行道山(足利市)
行道山(足利市)

行道山 map

行道山(ぎょうどうさん)
足利市にある標高442メートルの低山である。

『関東の高野山』といわれ、山腹にある浄因寺は和銅7年(714年)、
行基上人(ぎょうきしょうにん)の開創と伝えられます。
参道から山頂にかけ3万3千体といわれる大小の石仏や、
右手を枕に西向きに寝ている寝釈迦(ねじゃか)があります。

また、巨石の上には眺望絶景の建物『清心亭』(せいしんてい)があります。
そこへ渡るために巨石から巨石に架けられた空中橋『天高橋』は葛飾北斎が
『足利行道山雲のかけ橋』として描きました。

ここは、足利県立自然公園ハイキングコースのポイントでもあり、
南画さながらの景勝地として、昭和50年栃木県の名勝第1号に指定されました。

足利市HPより(↑ 行道山浄因寺の説明です。)

 

今年最後のハイキングとして登ったのが、今回の行道山です。
これで、ほぼ足利市の名だたる山は登った事になるかな?

 

 

駐車場 ここが今回の出発点の
行道山浄因寺の駐車場です。
ざっと20台位は停められるかな?

ここまで来るのに、
途中車のすれ違いの出来ない、
細い道があり注意が必要です。

登山道入り口 駐車場にて、準備を終えると
8時50分 スタートした。

駐車場奥が
ハイキングコースの出発点
石段が続いていた。

山門 階段両脇には、
何体ものを石仏があり、
これを見ながら上がり続けると
5分位で、山門に到着した。

参拝拝観
午前9時より午後4時まで
と、看板に書かれていた。

山門 更に2分ほどで
2つ目の山門に到着した。

この先が本堂となるが、
まだ9時前
数分早いけど、大丈夫でしょう〜

 

 

清心亭 清心亭
岩場を上を見上げると、不安定そうな場所に建物が建っていた。
これが、葛飾北斎の浮世絵にも描かれた、「清心亭」です。

 

浄因寺 歩き始めて10分程で
浄因寺に到着した。

参拝して登ろう〜
と思ったら、本堂の前には、
中型位の犬が3匹
余りに吠えるので怖くて
賽銭箱に近づけない・・・

そこに住職さんが、
大丈夫ですよ!
と、犬たちを移動させてくれた。

 

無事にお参りを済ませると、ハイキング再開。
案内標識 コース
本堂の右側から、コースは始まっていた。
またもや、階段である。
 

 

本堂の裏側まで上がっていくと、
南面の開けた所から、先ほどの清心亭が見える。
清心亭 清心亭
ここからのアングルが、きっと北斎が描いた
『足利行道山雲のかけ橋』なのだろう〜?
ただ当時より木々が成長したのか?『天高橋』は
ここからは、見る事が出来なかった。

 

標識
本堂より10分程で
分岐の標識があった。

寝釈迦方面に向かう。

寝釈迦
岩場を登ると、そこには
寝釈迦がいましたぁ〜

ちいさぁ〜い!
特にどれ位?
って思ってもいなかったが、
こんなに小さいとは…

60cm位かな?

寝釈迦
寝釈迦は、
南方面の開けた方向を
横になって見ている様に
見えた。

下界を温かく見守っているのかな?

テーブル
寝釈迦のすぐ下には、
テーブルが用意されていた。
 

ここからの眺め
ここからの眺め
 

 

さて、コースに戻り、石尊山見晴台方面に進んだ。
 

東屋 30分弱だったかな、
林の中を上がって行くと、
東屋的なものが見えた。

9時28分
山頂に到着した。

行道山442m 石尊山見晴台かと思ったけど、
行道山って書いてあるから・・・

石尊山=行道山
なのかな?

 

ここからの眺め
赤城山 浅間山?
左の写真が、赤城山で、右は浅間山かな?
 

 

山頂にて暫し景観を堪能し、小休を済ませると、
9時38分、ハイキングを再開

標識 ピークのテーブル
山頂からの尾根伝いの道を下り、次に登ると
小ピークの場所に到着した。
ここにもテーブルが設置されている。

 

 

尾根沿いの道から、
暫くすると整備された木段に変わり、
ひたすら下って行った。
アスファルトの道 標識
視界が開け、アスファルトの道が現われた。

だだ広い場所
アスファルトの道を進むと
大岩毘沙門天 左の標識があったが、
その先のだだ広い場所が気になり
左には行かず真っ直ぐ進んだ。
駐車場
眺めの良い、駐車場だった。

トイレも完備されていた。

ここは、多分?
大岩毘沙門天の駐車場かな?

ここからの眺め
ここからの眺め

 

案内標識 駐車場にて、
トイレ休憩を済ませると
歩いて来た道をUターン
コースに戻った。

案内標識により、
大岩毘沙門天の方向に進んだ。

大岩毘沙門天 大岩毘沙門天が見えてきた。

10時12分 到着。

大岩毘沙門天 ここ大岩毘沙門天は、
京都の鞍馬山、
奈良の信貴山と並び、
日本三大毘沙門天のひとつの
ようです。

また、大晦日の晩から元旦の未明にかけて、
毘沙門天にお参りする人が参道ですれちがう時、
「バカ野郎」などと悪口を言い合い、
日頃のストレスを解消し、新しい気持ちで年を迎える
悪口(あくたい)まつりでも、有名な場所である。  

 

 

織姫神社に向かうNozomi 本文中には出てこなかったが、
今回4名でのハイキングです。

大岩毘沙門天にて小休した後
TomとJimmyは、元来た道を戻り、
Takeda親子は、両崖山〜織姫神社までと
別々のコースを進む事になっていた。

 

12時23分
それぞれの目的地に向け、後半戦スタートした。

先ほど来た道を戻るのだから、既に道も景色も分っていて
今一つ 面白くない・・・
そんな事もあってか、気持ち以上に足は早歩きになる気がした。

霜柱 尾根沿いの道には、
日向でも、霜柱が解けずに残っていた。

霜柱を踏むと、
ジャリジャリと言う音が
耳に心地よく聞こえる。

子供の様に霜柱を踏みながら先に進んだ

織姫神社に向かうNozomi 40分程で、
行道山頂に到着した。

年末ではあったが、
10名位の登山者とすれ違った。

寝釈迦の下には猫が・・ 山頂より10分程で
寝釈迦に着いた。

寝釈迦のすぐ近くには、
何故か猫が居た。

この辺りに住み着いて居るのかなぁ〜?

織姫神社に向かうNozomi 11時29分

寝釈迦より20分弱で、
スタート地点の
行道山駐車場に到着・終了した。

 

駐車場にて着替えると、車は織姫神社へと走らせた。
20分程で、織姫神社前駐車場に到着した。
暫し待機した。

織姫神社に向かうNozomi 12時10分

Takeda氏親子が到着。
こちらも無事終了!

 

 

         ☆☆ トレッキングデータ ☆☆          2010.12.26(日)晴れ 6度位
出発地名   出発時間   到着時間   到着地   時間   距離
浄因寺駐車場   
08:50   
08:59   
浄因寺   
9分   
0.2km
浄因寺   
09:03   
09:13   
寝釈迦   
10分   
0.2km
寝釈迦   
09:14   
09:28   
石尊山見晴台   
14分   
0.5q
石尊山見晴台   
09:38   
09:50   
ピーク(テーブル有り)   
12分   
0.2q
ピーク(テーブル有り)   
09:50   
09:59   
アスファルトの道   
9分   
0.8q
アスファルトの道   
10:00   
10:04   
大岩毘沙門天駐車場   
4分   
0.3q
大岩毘沙門天駐車場   
10:06   
10:10   
大岩毘沙門天   
4分   
0.3q
大岩毘沙門天   
10:23   
10:56   
石尊山見晴台   
33分   
1.5q
石尊山見晴台   
11:01   
11:13   
寝釈迦   
12分   
0.5q
寝釈迦   
11:13   
11:23   
浄因寺   
10分   
0.2q
浄因寺   
11:23   
11:30   
浄因寺駐車場   
7分   
0.2q
  
  
  
  
124分   
4.9q
 

 

 

☆感想☆
年末最後の日曜日であり、
ある意味忙しい時期にもかかわらず、
多くの登山者が居たのには 少々驚いた。
登山好きな人って、結構居るんだなぁ〜

冬のこの時期、顔や手は寒かったものの
歩いていると体温も上がり、
薄着でも丁度良い 気温?寒さ? だったと思う。

今回の登山?ハイキングでは
寝釈迦の小ささには少々がっかりであったが、
北斎の描いた『清心亭』も見る事ができ
日本三大毘沙門天の大岩毘沙門天も
行く事が出来た。

近くにも有名所はあるんだなぁ〜
と、改めて実感した。

さて、これからも気候の良い時に、
近場の山から、チャレンジし続けられればと思う。

 

 

☆参加者☆
Takeda氏 Nozomiちゃん
Takeda氏
Nozomiちゃん
Tom Jimmy
Tom
Jimmy
 

 

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2011.1.5 完成・掲載