帝釈山<日光市>
帝釈山 山頂
ルートマップ
帝釈山(たいしゃくざん)
栃木県日光市と福島県南会津郡南会津町の県境に位置する2060mの山である。 | また日本2百名山にも数えられる。 2007年には、尾瀬国立公園に加わり保護・整備されている様だ。 |
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今回は、
猿倉登山口〜田代山〜帝釈山〜田代山〜猿倉登山口のルートです。
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田代山・帝釈山へは、 通常福島県檜枝岐村からアプローチするが、 今回栃木県側からの林道をチャレンジしてみた。
川治温泉方面から、県道23号線を西に進み
看板を良く見ると、通行止めは赤い区間のみ? ![]()
市道馬坂線は、川俣大橋を渡った所(右折) | から始まっていた。場所はこの辺りです。
ここから先は、川俣湖沿いに未舗装路を進んだ。
幾つかの分岐を経て
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幾つかの分岐を経て
(途中の分岐から川俣檜枝岐林道にて馬坂峠も行けそうであった。)
川俣大橋から1時間ほどで、通行止めの反対側に到着した。
場所はこの辺りです。
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通行止めから反対に続く栗山舘岩線を 猿倉登山口に向け進んだ。
砂利道ながら荒れてなくて、 ![]()
30分弱で峠を越え福島県側に入った。 |
そこから十数分程で、
ここは数十台停める事の出来そうな |
登山指導所直ぐ先に登山口はあった。
鳥居をくぐり、小さな橋を渡るとセンサーがあり入山者をカウントしている様だ。
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準備をすると 8時48分駐車場をスタートした。
登山口には、 ![]()
スタート地点からの登山道。 |
直ぐ先には、入山カウンターも |
歩き始めて10分弱で、水場に着いた。
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水場より10分程で "山頂まで1.5kmの看板"まで来た。
山頂まで1.5kmと言う事は、 ![]()
この辺りの登山道は | こんな感じでした。 ![]()
"1.0kmの看板"に31分程で到着した。 | |
途中見晴らしの良い場所があった。
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| 登山道が木道に変わった。 |
小さな湿原を進むと、
また同じ様な林の中の登山道に変わった。
単調な登山道を20数分進むと、
道は開け 田代湿原の入口に入った。
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単調な登山道を20数分進むと、 道は開け 田代湿原の入口に入った。 |
田代湿原は こんな感じ・・・
晴天なら かなり気持ち良さそう〜なのだが・・・
10時30分(登山口より1時間48分)で、
田代山 山頂(1926m)に到着した。
ガイドブックでは田代山は1971m?
良く調べると、この先の弘法大師堂の辺りが最高点の様だ。
ここで休憩と思ったが先客も居て
何せ木道の上で 休憩スペースは非常に狭い。
先を急ぐ事にした。
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弘法大師堂に向け 田代湿原の木道を進んだ。
写真左上の方の青いく見える部分が |
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田代山山頂より13分程で 弘法大師堂(避難小屋)に到着した。 ![]()
これが工事中のトイレです! | 見た目には避難小屋より大きい〜 こんな大きいの必要なの?
工事中のトイレの奥には、 |
メンバーの武田が 山頂の名板を探したが、見つける事は出来なかった。
既に無くなっているのだろうか〜?
適当な場所を見つけ小休をとった。
休んでいると、避難小屋から出てきた おじさんが話しかけてきた。
水戸から、奥様と2人 ここまで背負子を担ぎ 飲みに来ている
と言うから、山登りにも 色々志向があるんだなぁ〜と・・・
ペロンペロンのこのおじさんを見ていたら、俺の行く末?
他人で無い気がした。
さて、おじさんの話すペースに引きずられ、少し長い休憩となった。
11時14分 雲行きも怪しかったが、帝釈山に向け先に進んだ。
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弘法大師堂からの登山道は こんな感じです。 アップダウンは少ないが、 ぬかるみが多いのと道幅が狭いのが 少し気になった。
暫くすると天気は悪化し、 ![]()
弘法大師堂から1時間強で | 帝釈山への看板を発見した。 赤字の矢印は消えかかっている。 ![]()
山頂に近付くにつれ、大きな岩が | 目立ち始めた。
そんな場所にはロープが設置 |
弘法大師堂から90分後の12時44分(登山口から約4時間)で
帝釈山 山頂(2060m)に到着した。
山頂からの眺望は・・・・
まっ白で何も見えない〜〜
山頂にて昼食のつもりが、
何も見えないし、第一雨も降っておりそれどころでは無かった。
小休後の12時57分 山頂を後にした。
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山頂からの登山道を 弘法大師堂に向け、引き返した。 ![]()
山頂からの13分程で | "帝釈山への看板" まで 戻ってきた。 ![]()
腹は減ったし・・・ | 既に足腰が痛み始めた。
弘法大師堂には、 |
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弘法大師堂から田代湿原に 出る所には、一方通行の標識 ![]()
雨の中の田代湿原
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湿原を進むJImmy
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田代湿原を抜ける頃には、空は晴れ間が見え始め
狭い木道の上にて 昼食・休憩となった。
屋外でのカップラーメンって
非常に美味く感じるのは何故なんだろう〜?
30分もしないうちに、また雨が降り始め
慌てて出発であった。
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休憩した場所からは、 林の中の登山道を進み 20分程で 視界の開けた 小田代湿原に到着した。 ![]()
小田代湿原より更に20分程で | "山頂まで1.0kmの看板" に到着した。 ![]()
既に体力の限界〜? | やっと歩いているJimmy であった。 (水場付近) ![]()
16時48分 | スタート地点の猿倉登山口に 到着・終了した。 |
☆☆ トレッキングデータ ☆☆ 2012.9.22(土)晴れのち曇り一時雨 風時々 15度位
出発地名 | 出発時間 | 到着時間 | 到着地 | 時間 | 距離
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登山データ
☆感想☆
前回から約3ヶ月振りの登山であったが、
足腰はすっかり衰え、後半戦はほぼ下りだけなのに
膝関節・靭帯が痛み出し 辛い歩きであった。
たかが3ヶ月と思ったが、自分で思う以上
体力・気力とも衰えのスピードは速い事に気付かされた。
やはり普段全然歩く事のない私には
9kmの道のりは苦しかった。
普段歩かないのだから、定期的に山登りするのが
一番の得策なのだろう〜〜
尾瀬国立公園に含まれたこのエリアは、
登山道は整備され、道に迷う心配はなかったが、
道幅は少々せまく、そこに草木が生い茂り
身をかがめながら歩行すめ場所も多かった。
あと少しだけ道幅を広げて欲しいと感じた。
また湿原もほぼ木道のみで
休む場所が無かったのは少々残念であった。
湿原に出るまでの登山道の景色・雰囲気は
変化が無く単調であった。
時期が良ければ、様々な山野草や花が楽しめるのだが
この時期はほぼ何も無かった。
それでも、キノコだけは数十種類見る事が出来たが、
知識のない我々にはさっぱり判らなかった・・・
今回は天候に恵まれず、
本来の湿原の気持ちの良い風景
そして帝釈山からの眺望を見る事が出来なかったが・・・
帰って来てから判った事だが、
帝釈山は日本200名山に入る山であり、
本来はそれだけ素晴らしい山なのだろう〜?
また機会を見つけ、状況の良い時に
再チャレンジしてみたいと思った。
その時までに体力を増強しょう〜〜〜
そんな事を思えた今回の山であった。
☆参加者☆
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2012.9.29 完成・掲載 |