竪破山<茨城県日立市>
 

 

竪破山コースルート
庚申山 ルート

竪破山コースmap
庚申山 map

 

 

竪破山(たつわれさん)
茨城県日立市に位置する658.3mの山である。

以下、日立市 観光案内HPより

標高658メートルの、市内で一番高い山です。
大昔から神の山として崇められています。
黒坂命が凱旋途中で病に倒れた地。
八幡太郎源義家が奥州征伐へ向かう時に戦勝祈願した地など。
 奇妙な岩や巨大な石がそれらの伝説を物語っています。
その中の1つ太刀割石(たちわりいし)は八幡太郎源義家が大太刀を一振りすると、
真二つに割れたという伝説があります。
この地を訪れた徳川光圀が「最も奇なり」と驚いたと言われています。

 ブナの原生林を抜け、山頂に着くと黒前神社。
ここで毎年11月に「風のコンサート」が行われます。
アーティストが奏でるメロディーがさわやかな風に乗って流れます。
森林浴と伝説の神秘を味わうことができる堅破山です。

 

 

 

駐車場    竪破山へは、常磐道 日立北ICを降りて、
県道10号線を北上し、
十王ダム・パノラマ公園等を目指す。
そこまで来れば、道は県道60号線となり、
道なりに暫く進むと、竪破山・大前神社の
看板が出てきます。
標識通りに竪破山の駐車場を目指します。

場所はこの辺りです。

前日とかに?雪が降ったのか・・
県道60号線から先の日の当たらない場所は、道路が雪で真っ白、
アイスバーンの場所もあった。
駐車場も薄っすら白くなっていた。
 

 

 

 

駐車場にて準備をすると、9時42分スタートした。
案内図   駐車場からの登山道
駐車場にあった案内図   
駐車場からの登山道
 

 

 

後生車

  

歩き始めて、1分後

後生車と書かれた物があった。
同じ様な物で、
マニ車ってのがあるが、
用途違いか?

本日の山行の無事を祈った〜

不動石

  

後生車から5分後

不動石
(横8mX縦3mX高さ1.5m)
盤上に不動明王の石像が祀られ、その足元をきれいな清水が流れ落ちています。
この石像は、明治になってから祀られたもので、石そのものはもともと黒前神社の祭神が浜降りの時、神興の休み場所であったと言われています。

烏帽子岩

  

不動石から5分後

烏帽子岩
(横7mX高さ1.5m 上部斜面の縦3m)
八幡太郎義家が竪破山の神霊に参拝した時、かぶっていた烏帽子に似ていたことから名がつきました。

登山道

  

階段状に整備された登山道。
手形岩

  

烏帽子岩から1分後

手形岩にが現れた。

畳石

  

手形岩から2分後

畳石
(横8mX暑さ2.5m)
畳を積み重ねたように大きな石が4段に裂けるように割れています。八幡太郎義家が腰を下ろして休んだので「腰かけ畳石」と呼ばれたことに由来しています。
後に竪破山で修行していた修行僧が座禅をした石とも言われています。

水場

  

畳石から1分後

水場が現れた。

ここで小休み〜〜

畳石からの登山道

  

畳石からの登山道

休憩用のベンチ

  

水場から3分後

休憩用のベンチが現れた。

ここに水場があれば良いのに〜
と思いつつ、先へ進んだ。

休憩用のベンチからの登山道

  

休憩用のベンチからの登山道

炭やき窯

  

休憩用のベンチから4分後

炭焼き窯が現れた。

腐りかけた板には、
是は、昭和25年(1950)まで***いた炭やき釜です。
***は読めなかった〜

炭焼き窯辺りの登山道。    炭焼き窯辺りの登山道。

 

 

 

炭焼き窯から1分後、東屋が現れた。
東屋 弁天池
東屋の横には、弁天池があった。

 

 

石鳥居と仁王門

  

東屋の直ぐ先には、
石鳥居と仁王門が現れた。

細かな石段は、100段位あったろう〜か?
息を凝らして、進んだ〜

分岐の標識

  

石段を登り切った先には、
分岐の標識があった。

神社方面(右)に進んだ。

黒前神社拝殿

  

東屋よ5分後

黒前神社拝殿に到着した。

 

 

神社境内には、またまた〜石があった。

甲石(かぶといし)   舟石
甲石(かぶといし)   
舟石
 

 

 

細く長い石段    拝殿左手の
細く長い石段を進んだ。

 

 

石段のを上り詰めると、黒前神社本殿があった。
黒前神社本殿 黒前神社本殿
 

 

 

展望台

  

黒前神社本殿から更に進むと、
何やら高い展望台が見えてきた〜

こんな所に、こんな物があるなんて〜
予想外の物にビックリであった〜!

 

 

スタートより40分後の10時22分、竪破山 山頂(658m)に到着した。
竪破山 山頂(658m)

 

 

山頂からの登山道。

  

山頂からの登山道。

この先の胎内石を見て来てから
休もう〜

と、山頂では写真だけ撮ると
先に進んだ。

胎内石

  

胎内石
黒坂命が陸奥(蝦夷)遠征の帰路、山の麓で疲れていた体を休めていた時、一人の童子が馬を引いて通りかかり、あまりに疲労した黒坂命を見てその馬の背に乗せ、急坂の山肌を一気に駆け上がり、この岩窟に休ませたことから「胎内」という名がついたといわれています。

 

 

山頂    往復10分程で、
胎内石から山頂に戻り休憩となった。

 

 

山頂からの眺めは、木々に遮られ眺望無し〜
木々に遮られ眺望無し〜

だが、展望台に上がると
展望台からの眺め

展望台からの眺め
遠くの山々に、もちろん海も見えて、中々の眺めであった。

 

 

 

 

ショートカットの道

10時45分 下山開始〜

まずは、黒前神社まで戻るのだが、
階段を下りないショートカットの道を
進んだ。

 

黒前神社拝殿

3分程で、黒前神社拝殿に到着した。
分岐点

拝殿より元来た道を下りると、
分岐点に到着した。

下山時はこれを直進した。

分岐点

分岐点より3分後、
大きな石が現れた。

太刀割石
(縦直径7m×横直径6m×高さ2.5m)
永保3年(1083年)、八幡太郎源義家が奥州征伐の折、戦勝祈願のために堅破山に立ち寄り
巨石の前で陣を引いて野宿していると、夢の中に黒坂命が現れ大太刀を差し出しました。
目覚めた義家が自分の前に置かれた大太刀をひとふりすると
巨石がまっぷたつに割れたと言われています。

元禄3年に隠居した水戸光圀翁が元禄6年(1693年)にこの山に登ったおり、
「最も奇なり」と感銘し石の名をつけたと言われています。
以前は「磐屋(いわくら)」と言って、神の宿る石として信仰され、
石の回りにしめ縄を張りめぐらし、みだりに石の上に上ることはできませんでした 。

 

太刀割石
みだりに石の上に上って居るのは・・・?

 

 

 

太刀割石からの登山道

太刀割石を楽しんだ後、先に進んだ〜

太刀割石からの登山道

軍配石

太刀割石から5分程

軍配石があった。

神楽石

軍配石から7分後

神楽石

「堅破山絵図」(元禄4年)では「まいまい石」といわれていた。堅破山の神霊が浜降りの時、折橋の氏子に神輿をここで渡し、一休みをしながら、お神楽を奏し、神楽舞をしたといわれている。

 

 

神楽石から6分後、分岐点に出た。
分岐点 分岐点

分岐点からの登山道

分岐点からの登山道。

奈々久良の滝へと進んだ。

奈々久良の滝 分岐点より5分程で
奈々久良の滝(ななくらのたき)に到着〜

滝は3段?4段??
もう少し水量があれば迫力満点だったが〜

 

 

 

 

分岐点 7分程で分岐点に戻ってきた。

ここで、小休タイム〜〜

 

 

 

分岐点からの登山道

小休後の11時32分 登山再開〜

駐車場までラスト1000m

林道に変わった。

登山道は、
今までよりやや幅広の林道に変わった。

雪の無いゲレンデまで下りた。 11時46分、
駐車場に到着・終了した。

 

 

 

 

    ☆☆ トレッキングデータ ☆☆     2015.1.12(月)晴れ 強風 0.2度位
出発地名   出発時間   到着時間   到着地   時間   距離
駐車場   
09:42   
09:43   
後生車   
4分   
後生車   
09:43   
09:48   
不動石   
5分   
不動石   
09:48   
09:53   
烏帽子岩   
5分   
烏帽子岩   
09:53   
09:54   
手形石   
1分   
手形石   
09:54   
09:56   
畳石   
2分   
畳石   
09:56   
09:57   
水場   
1分   
水場   
09:59   
10:02   
ベンチ   
3分   
ベンチ   
10:02   
10:06   
炭焼釜   
4分   
炭焼釜   
10:06   
10:07   
弁天池   
1分   
弁天池   
10:08   
10:13   
黒前神社拝殿   
5分   
黒前神社拝殿   
10:15   
10:18   
黒前神社本殿   
3分   
黒前神社本殿   
10:19   
10:21   
竪破山山頂   
2分   
竪破山山頂   
10:27   
10:30   
胎内石   
3分   
胎内石   
10:31   
10:36   
竪破山山頂   
5分   
竪破山山頂   
10:45   
10:48   
黒前神社拝殿   
3分   
黒前神社拝殿   
10:48   
10:53   
太刀割石   
5分   
太刀割石   
10:56   
11:01   
軍配石   
5分   
軍配石   
11:01   
11:08   
神楽石   
7分   
神楽石   
11:09   
11:15   
分岐点   
6分   
分岐点   
11:15   
11:20   
奈々久良の滝   
5分   
奈々久良の滝   
11:21   
11:28   
分岐点   
7分   
分岐点   
11:32   
11:46   
駐車場   
14分   
  
  
  
  
87分   
4.5q
駐車場448m 竪破山山頂658m 標高差210m  出会った人:0名  

 

 

登山データ
登山データ1
登山データ2

 

 

 

☆感想☆

登り終えると、
標高・距離・時間と全てにおいて安易な山だった〜
と思えたと同時に、楽しかった山でもあった。

数分単位で現れるアイテムは、辛さを感じる前に訪れ
歩きを停めた一時が疲れを癒してくれていたのだと思う。

結果楽しい〜
と言う気持ちのみが残った?

当日は晴れていたが気温も低く風も強かった。
現状の私の体力等では、無理の無い範囲の安易な山は
余力があった事も 楽しさに繋がったのかも?

 

正月中のニュースで、スノーポーターが遭難し・・・
その後の会見で、
"山がこんなに恐ろしい所とは知らなかった"

同年代の会見の言葉に・・・
いい歳して、恥ずかしい〜
こうはなりたくないものだ・・・

 

 

このHPを作るにあたり、写真を見返し加工し、
と進めるに連れ、
現地では、案内図・説明書き等を、
殆ど読んでいない自分に気が付いた。

写真に収めれば、後で・・・
と言う気持が先に来ちゃうんだろうなぁ〜

まあそれは置いといて・・・

 

竪破山に黒前神社があり、そこに後生車に仁王門 、修行僧が・・・

これって仏教じゃん!
でもって、なんで神社なのに仏教?

って、この時点で気付くのは少し遅すぎた〜
現地でちゃんと気づいていれば、
各々を更に思考・観察出来たのかも知れない。

そんな事を思い調べると、
古来神道であった日本は、その後仏教が伝わり神仏習合が行われ
後に神仏分離・・・

そう言えば、
先日行った高尾山もお寺の中に神社があったなぁ〜
時代によって神と仏は、くっついたり、離れたり〜
何かおもしろい〜

 

 

さて、何だか良く判らなくなったが〜
この冬場、無理せず1歩1歩 歩けたら〜〜

そんな事を思えた今回の山であった。  

 

 

☆参加者☆
Takeda Jimmy Tom
Takeda
Jimmy
Tom
 

 

 

 

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2015.1.13 完成・掲載