GBRツアーレポート
22.キュラダ観光:スカイレール

予定時間の2時半となりスカイレール:キュラダ駅よりゴンドラに乗ることとする。
若者?の私達にとって、今ではめずらしくもない4人乗りゴンドラであり、 その辺のスキー場にある物となんら変わりない。スキー場と違うのは、 待っている人がいないのと、ゴンドラがやたらきれいで新しく思えた。(後で調べたら95年完成とか)

これより約30分間(途中下車しなければ)、全長7.5km世界最長と呼ばれるゴンドラに乗って、 世界遺産にも登録されている、世界で最も美しい熱帯雨林を上空より眺めることになる。
(世界が3つも出てきてしまって書いてる俺も分からなくなった! そのうえ国立公園にもなっていて...なんて書くともっと分からない?)
この熱帯雨林(レインフォレスト)とは1億2千万年前より姿を変えず現在まで残っている森林の事で、 その中には、絶滅の危機に瀕している鳥や動物達も多くいると言われる。

ゴンドラに乗ってすぐに雨林の上空にさしかかった。
その高さにバンジーを思い出しびびる人が弱間一名...
雨林の間に流れるバロン川が続いている。その雄大でゆったりとした川 の流れをしばし見ていると、1つ目のバロンフォールズ駅に到着した。
ひとまずゴンドラを降りて、ちょっと見学...
遊歩道を歩いて行くと、バロンの川、渓谷、滝、の見られる展望台がところどころ作られていて、 それらを見て一周した。落差280mのバロン滝は水が大変少なく、残念!であった。
駅に戻るとそこには、展示館の様な物もあり、館内には、雨林の生い立ちや、 昆虫の標本などがコンピュータ等を使用したりして展示見学できた。

再びゴンドラに乗り上空より見学する。
50mに達する木々を眺めていると、どこからともなく、鳥達のさえずりが聞こえてくる...大きな木々の間にもヤシやシダ類?の植物が無数に育ち覆われていて、地表は見えない。目を凝らして動物達を探したが、白っぽい鳥一羽しか見つけられなかった。

2つ目のレッドピーク駅に着いた。
ここでは降りない訳にはいかなかった。
ゴンドラはここで折り返しとなり、先にもうひとつのゴンドラがあった。
”なにこれ?7.5kmなんて嘘じゃん!”ここまで、ほぼ2/3位だと思う。
だとするとここまで5km位?その位のゴンドラって日本にだってありそうな気がする...

話は戻って、この駅からは、熱帯雨林を無料ガイドが案内してくれる、訳が...
時間がちょっと過ぎていて、地上からの見学は、自分達だけでの散策となった。
ある程度の木々はナチュラルパークでも見ていたので、すかすか歩くと、 前方にガイドと客を発見し、ガイドの説明を聞いてみたものの全然分からない!
だって英語なんだもん!!なもんで、その横を通過して再びすかすか歩くとあっという間に終わってしまった。
駅に戻りいんちき?な、もう一つゴンドラに乗り込み、終点のスミスフィールド:カラボニカ駅に向かう。

しばしまた上空散歩である。
熱帯雨林は突然開け、前方には真っ青な海が見えて来た。
その手前には緑の平野が広がっている。
平野の先にはケアンズ?の町も見えた。
ゴンドラは一気に下降し駅に着いた。
この駅のとなりには、アボリジニ文化センターと言うものがあり、パンフレットを見る限りでは、 ナチュラルパークのPAMAGIRRIと同じ様なもであり、ちょいと見てみたかったが、時間の都合上寄れなかった。

この後は、バスにてホテルまで送ってもらった。


つぎへ (23.ケアンズの夜その2)