GBRツアーレポート
7.出港

マーリンマリーナはピア・マーケットプレイス(ケアンズに行くと誰もが訪れると言われる?位有名なショツピングセンター)の裏手にあり、と言うよりマリーナの横にそれが出来たのだとと思う...
マリーナには大小たくさんのヨットやクルーザーそれに水上セスナ機などが停泊しており、なかなかみごとである。
その中にこれから私達が乗るスクーバルー号があった。
この船は名前でも分かるとおりダイビング専用船であり、思ってたのよりでかい
(全長16m、定員50名)。
すでに他の客はほぼ乗船しており早速乗り込むと、スタッフも含め40数名位は乗船していた。
で、日本人は私達3名+二十歳そこそこのカップルの計5名であった。
重苦しい雲と雨が降ったりやんだりの天気の中、船は走り出した。
私の心はうきうき気分になりきれない...美保ちゃんの事も少々気にかかった。

女性イントラによる説明が始まった。
もちろん、英語。乗客達は、それを見聞きし、笑いあり拍手ありと延々説明は続いたものの、私達には何を言ってるのかさっぱりわからず、乗客達に合わせ笑みを浮かべたり、拍手したりするのが精一杯であった。多分、これからの日程や船の説明、クルーの紹介、などを楽しく説明してるのだろうけれど...
先程のカップルに、英語がわかるか聞いてみたところ、やはり全然わからないと...
きっと一通り説明が終わった後で、日本語でも説明があるのかと思ったものの、それは期待外れに終わり、なんとかなるだろうと、開き直るしかなかった。
それより私にとって気になったのは、たばこが吸えるかどうかと言うことであったが、たばこは船の後方オープンデッキが喫煙場所となっていて、いくらでも吸えた。

ソファーに腰掛けたまま、うとうと一時間位寝てしまった。
船の中がばたばたとした慌ただしさに、目を覚ました。
客の半分くらいの人達が潜る準備をしている。
えっ〜!俺達どうすんのー?潜るんだよねー潜りに来たんだから...?
隣に座っていたオージー女の子に、しどろもどろに聞いてみたが通じない。
どーしたらよいのかも解らず、何もできずミコマスケイ(ダイビングポイント)に着いた。


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