GBRツアーレポート
8.ミコマスケイ

外人さん達は器材を背負うと次々に船から下り潜りだした。
私はそれを見てる事しかできず、最後のダイバーを見送った頃、船に残った半分の人達が何やら着替えが始まった。
そうか!俺達は第二陣で潜るんだきっと...と思い慌ててウエットスーツに着替えていると、外人のおじさん達は3点セット(マスク、フィン、シュノーケル)だけを持ち海に入って行った。
どうやら第二陣はスキンダイビングらしい..
そう言えばダイビングの日程表にそんな事書いてあったのを今になって思い出した。
やっと自分のすることが理解でき、私も3点セットを持ってGBRの海に飛び込んだ。

入ってすぐに、大きめのツバメウオとアジが私を出迎えてくれた。
思ったよりも透明度は良く15m位はあったと思う。これで天気が良ければと悔やまれる。
私は他の二人の事などすっかり忘れ、リーフずたいに泳ぎ、大物はいないかと、ドロップオフを散策した。とくに何も見当たらなかった。
リーフ内の2〜3mの浅瀬は枝サンゴがびっしりと見事であった。
いたぁー!ナポレオンだぁー...50cm位ではあったもののGBR初大物...
追いかけたものの逃げ足はとても速かった。
30分ほどでボートに上がった。
GBR初ダイブ(スキン)はまあまあであった。
これからのダイビングに少々期待は高まった。

船は再び走り出した。
船内ではコーヒーカップをもち何やらお菓子を食べている人々が現われた。
船内前方にそれらしき物が置いてあった。
俺達も食っていいの?
聞いたってどうせまた通じないだろうし、よし!くってしまえと...
インスタントコーヒーを自分で作ってクラッカーに大きめのチーズをのせて食べた。
Oh.Good!...でも、これってランチじゃあないんだろーねー...


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