(3th Diving tour in Cebu-Dumaguete) by:Tom

3. 1日目  セブ到着

定刻どうりPR435は14時15分、セブ(マクタン空港)に着いた。
30分も遅れて離陸したのにちゃんと定刻どうり着くものなんですねー?
乗客の流れと共に歩いていくと入国審査が現われる。
ここが一番緊張するところである。 今回は何も質問もされず、(質問されてももちろん何も答えられない) 無口のまますんなり通過できた。
バックが出てくるのを待ってゲートを通る。
ここで、空港の両替所はレートが悪いのは分かっていたがとりあえずペソがないと困るので、 両替をする事にした。 空港内には2軒の両替所しか見当たらず(以前はもっとあった様な記憶だったのだが...) どちらもレートは同じであった。1万円=P3400

建物の外に出ると、旗や看板、紙切れに名前を書いたボードなどを持った現地添乗員風の人が大勢居たが、 BLUE-CORALの看板?を持った人ですぐ迎えの人と分かった。
お迎えは日本人、それも女性まさよさんの笑顔に今までの緊張がほぐれ、ほっとした。
早速ワゴン車に乗り込み、サロッサ・インターナショナルホテルに向かった。
旅行社の日程表だと本日はこれで終わり、後は明日までのんびりと...
と、私達はそれに従うわけにはいかない。
これからの日程を考えると今日ほどのんびりとできる時間はない。
ましてや、O/W取得予定の2人は明日から合宿的な日程になるであろうし、それにもまして、私の調べた限りでは、ドゥマゲッティには白い砂浜がない!
どこかのHPには"あまりに汚く泳げるような海でない!" とまで書いてあった。
でもO/W講習はきっとそこだろう...
セブ初めてのO/W取得予定2人の頭の中には、南の島=きれいな海=リゾート、の図式が描かれているに違いない。
でもドマは違うらしいし、これから行くホテルも街中にありリゾートでなく、第一に白い砂浜はない。
と、旅行以前に調べ、考えていた私は、少しだけでもリゾート気分を味合わせたいと、もちろん私だって、 ガンガンに照る太陽の陽射しの下、真っ白な砂浜に寝転んで、トロピカルドリンク(やっぱりビールかな?)でも飲みたいと...
そして、マクタン島のホワイトサンドビーチリゾートホテルにビジターで行く予定だったが、
雨 あめ アメが...降って来た。 私の計画はこの雨に簡単に流されてしまった。
そんな私の気持ちを知るよしもなくこの2人は、初めて目にするセブの町並みに、目は点になり口をぽかんと開け唖然としていた。
ぼろぼろのトタン屋根の家、道端には茶色で目がぎろっとした人々があふれ、そこで鶏や豚が焼かれて売られている。まるで戦後の闇市の様な(私の想像ですが)町並みにかなりのカルチャーショックを覚えたに違いない。

そんな町並みを走り続けると幾らか近代的な街並みに変わりホテルに到着した。
サロッサ・インターナショナルホテルは、思っていたホテルよりずっとすばらしいかった。
10階建てのなかなか洒落たホテルで、内部は吹き抜けもあった。
後で分かった事だか、5階には小さいながらも屋内プールもあった。
私達の部屋は3階で確か304号室、ルームキーには”O04”と書かれている。
3階はなぜ大文字のO(オー)なんだろう?もしかするとフィリビンでは3は不吉な数字?
日本の4=寿 みたいなものなのかなぁ〜?
東向きの部屋で、窓を開けると隣の敷地にはにわとりが飼われていた。 これがなかなかうるさい。鳴き止まないなら今晩食っちまうぞー!と
エアコンにケーブルTV、冷蔵庫、バスタブにお湯もちゃんと出て、シャンプーリンスに石鹸、歯ブラシと一通り揃っていた。


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