Diving tour in Sebu
                  ―晩夏の水人―(White Sands Beach Resort)    by:Ikko

 1. 1日目  出発

8月29日 出発

 朝、7時に起床。
昨日、ラーメン亭で遅くまで飲んでしまったので、起きるのがちょっと辛い。
そもそも、ボクらのフィリピンツアーはいつも、マニラの経由便利用。
よって、家を出発するのは、かなり早い時間(4時とか…)なのだけれど、
今回は便が取れさえすればいい…と、

沖マリン(ツアー会社)には特に指定もしなかったので、行き帰り共、マクタン直行便となった。
4日間のツアーで、直行便ではさすがに滞在時間が短い。
(行きの便の時間が遅く、帰りの便の時間が早い為)
もうすでに、何も考えていなかったことが伺えるのだが、それでもそれはそれ、
限られた時間の中で、精一杯楽しくいきませう。

さてまず、朝食と称して牛丼屋へ。それも『すきや』。
たぶんボクらの仲間内では、これはかなり掟破りの行為。
帰って来てすぐ『吉野屋』というのが、ボクらの常識。
(知らない人には、ちょっと訳が分からないと思うが…)
どうやらボクは、直行便になったことで、逆にそれを生かした、とことんノンビリツアーにしようと、
いつもと違う雰囲気を模索していた。
確かに、海外ダイビングツアーを岡安さん以外の人と出掛けるという事自体、
何か不自然な感じ。
そのせいか、海外に出掛けるというのに、日曜に寝坊したようなダラダラした感覚。
そして、最後の最後まで用意がまとまらない。
確かに最近は、旅行の度にそういう感があったが、今回は特にそうらしい。
それでも不思議と不安はない。

さて食後は、そのまま出発。
…が、途中まで行ってから、情報の紙(インターネットで調べた)を忘れて、取りに戻る。
結局、出発は9時頃。
早めに行って、成田の大きなショッピングセンター(イオン)で買い物をしたいと思っていたのだが、 それもちょっと怪しくなった。
今思えば、インターネットで調べた情報など、その後全く利用価値が無かった訳で…。
まあ、いつも思うことだけど、その調べた行為自体、多少なりとも記憶に残すことができたことが重要。それでいいのだ…とボクは一人で納得した。

さて、成田空港へは約3時間の道のり。
何度も通った道であるが故、ナビも無く、地図も無しと記憶だけに頼った、のんびりドライブ。
そして道に迷うことになった。(情けない…)
という訳で、途中のコンビニで地図を確認。
渡辺はちょっと心配になったらしく、その地図を購入した。

成田空港近くのショッピングセンター(イオン)に到着したのは、12時頃。
ほんのちょっとでも、寄り道をしたかったボクは、30分だけショッピングをすることにした。
そこで、ごくつまらない物(日焼けのローション等)を買って、店内をひと回りして、ひと休み。
落ち着いた頃「そろそろ行くか」と駐車場のレストパーキングに向かう。
(申し込みはレストパーキングだけど、実際はウルトラパーキング)今の時期、まだまだ夏休みを引きずっているのか、駐車場は満杯。
今まで置いたことのないような遠い場所に車を預けて、バスへ。
車が満杯なのに、どういう訳かたった2人だけのピンクのバス(目立つ)は、すぐに空港の第2ターミナルまで運んでくれた。


つぎへ