Phuket Diving tour in THAILAND by:Tom

5. 1日目 クルーズ船に乗船

PM8時少し前ダイビングショツプへ
これから乗る船に日本人は私達2人と大阪より参加の山本君、東京より参加の阿部さんの4名と外国人の客8名の計12名であった。 それとガイドは日本人の高須賀さん(通称:とーしばさん)、タイ人?と南アメリカ人の3名であった。
阿部さん 山本さん とーしばさん
左から阿部さん、山本さん、とーしばさん
客が時間になっても集まらず、加藤君の様態は次第に悪化していった。
顔は真っ青で、椅子に座ると頭を机の上に伏せ起き上がれないような状態であった。
阿部さんと街中まで薬を買いに走り、飲ませたりもしたがあまり効果は現れない。

9時過ぎになってやっと全員集合し出発
トゥクトゥク(小型トラックの荷台を椅子に改造した物)でパトンビーチ端の船着き場まで移動。 そこからは小船で沖合いのクルーズ船に乗り移るものだった。
クルーズ船に乗り移ると、とりあえず部屋割りを聞き加藤君を部屋のベットに寝かせた。
それを見てほっとしたのか俺も体がふらふら頭も少し痛くなり、疲労感が急激に襲ってきた。
トップデッキで飲もうと言われたが、それどころでなく私も部屋にもどるとダウンであった。

少し眠ったようだか、あまりの大揺れと気持ち悪さで目が覚め眠れない!
仰向けに寝ていると、体が前後左右にと揺れ、それより胃が揺れるのが大変気持ち悪い!!
横向きに寝てみると胃も幾らかは落ち着くのだか、体自体が揺られベットから落ちそうになる。
No.9の島影
最後はうつ伏せで大の字になってベットにしがみ付いたりもした...
気持ち悪い、眠れない!、真っ暗で何時かもわからない、50cm位の所にある照明のスイッチも入れられない。
大荒れの中一晩中ろくに眠れず、スミラン諸島No.9の島影に停泊したのは朝7時であった。
雨である。寒い...


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