アジア一人旅 Part2 レポート {by:Kato}
3日目 チェンマイ観光

 朝の5時頃、チェンマイに到着した。
バスで一緒になった日本人、森 英之さんと一緒にB.M.P.(バックパッカーズ・ミート・プレイス)の迎えの車に乗り込んだ。
オフィスで手続き後、それぞれのホテルにチェックインを済ませたのだが、蚊の多いのにはビックリした。
山が近いから多いだろうと思ってはいたが、ここまでとは…。 これからがちょっと不安。

さて、トレッキングツアーは明日出発。
今日はチェンマイをゆっくり観光しようかなと思い、ツアー会社の一日観光ツアーを申し込む。250B。
更に、森さんと夜一緒にカントークディナーショーを見に行く約束をした。これも250B。
順調、順調。
そして、9時頃、ダットサンに乗ったスタッフが迎えに来た。
一日観光ツアーは1人だけらしい。なんかちょっと得した感じ。
寺院(Wat Chedi Luang)で雀の子供がたくさん入っている籠を売っていた。
逃がしてやれば、Good Luckだと言う。
80Bの大きい籠を買って、「Good Luck」と叫んで空に向けて放った。
なんか、だまされたかも…。

雀を売っていた女性
(逃がしてあげるとラッキーなんだって)じゃ…捕まえるあなたはアンラッキー?

その後、バンブー(竹)漆器の工場、宝石工場、皮製品の工場、タイシルク、そして唐傘の工場とまわった。
最後に食事をしたいと言って連れて行ってもらおうと思っていた。が、暑いので冷たいビールが飲みたいと言ったら、ちょっと方向性が変わってしまった。
タイマッサージのいいお店がある、そこでビールはどうだ? みたいな感じに誘われ、ついつい、行くことになった。だが、値段はしっかり交渉。400B。
高ければいいもんじゃない、綺麗な女の人がくるだけだということは確認済み。
このマッサージだが、いやー実に良かった。極楽、極楽。

そして、夜。
カントークのディナーショーへ行く。カントークとはタイ舞踊のことだ。
だけど、カントークを見た僕の印象としては、バリの舞踊の方が何倍もいいかも…というくらい。
あのバリ島で感じたインパクトがなぜか無かった。こんなもんかなという感があった。

森さんがこの後、もう1軒飲みに行こうと誘う。
森さんの滞在しているホテルのオーナーがやっている、居酒屋があるので行こうというのだ。
行ってみると赤ちょうちんのある屋台。
名前も「札幌屋」って…本当にこの人タイ人?そのセクサン・スカセムさんは日本語バッチリで、日本人と言っても差し支えない程のレベル。
それに顔も日本人と言われれば、間違う程の顔つき。もしかしたら、俺たち騙されてたりして…。
そして、飲んだのはなんと焼酎。レモンサワー。
森さんといろいろ語った。日本にいるのかと錯覚しそうだ。

酔っぱらった僕たちはカラオケに行くことになった。

セクサンさんの案内で、しかも車も出してもらい、通訳もやってもらう。いいのかな、こんなんで。
ところで、カラオケという所は実際、歌うような所ではないということは、フィリピンで聞いたのと同じ。
そこはもう、風俗の一種。

日本のカラオケボックス程の狭い部屋に入ると、後から女の子たちがぞろぞろと10人くらい(もっとかな)入ってきて、選ぶと横に座ってお酒を注いでくれる。
二人で会話をしたり、カラオケをしたりする場所である。多分、触ったりするのもアリ。
連れ出して自分のホテルで朝まで過ごすのもOKだとか。2000Bと聞いた。
途中、インターホンが鳴って、女の子が入ってきた。
踊りたいって言ってるとセクサンさん。
なんのことかよく分からないままOKをすると、踊り出した。狭い部屋である。一体、なんなんだ?とあっけに取られているうちに、服を脱ぎ出す。ストリップらしい。
そういえば、そんな感じの踊りである。
音楽は有線のようなもので、曲と曲の間、異様な静けさが漂ってしらける。
隣に座ってる娘にいつもストリップを見てるのかと聞くと、なんか、まだ店に入ったばっかりの新人だ そう。
恥ずかしそうに目を背けている姿がちょっとかわいかった。
なんかすごい金額を請求されそうだ、と思っていると、その女の子には100BのチップでOKだという。
どうやら、私をホテルに連れて行ってというアピールらしい。
とんでもないものを見たけど、目の保養になったかなぁ。店の支払いは一人1200B。
さてさて、この後の僕の行動は、内緒ということにしておこう。


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