日光白根山
日光白根山 五色沼より 日光白根山 MAP

Vermilion登山部 第5回補習
今回は栃木・群馬の県境にある"日光白根山 2578m"である。
那須火山帯に属し日光火山郡の主峰であり、関東以北の最高峰です。

前回の男体山で強化練習は最後と言う訳でしたが、
本番の富士山まで1ヶ月以上ある為補習を設けました。

前回同様4時半集合と思っていたが、誰か遅刻するだろう・・・?
と30分早めに召集をかけた。
私の家に集合であったが、寝過ごして遅れたのは私でした。
結局予想どおり4時半過ぎの出発となった。
皆さん ごめんなさい!!

菅沼登山口    スタート地点の"菅沼登山口"です。
国道120号線を日光方面より金精トンネルを越えて数分の所、 菅沼茶屋の横を入った所にあります。
駐車場は無料で20台位止められそうなスペースがありました。

晴天の空    当日は我々登山部にとって久しぶりの晴天であった。何かすがずがしく気持ちよい!
駐車場で準備をしていると、青い体操着の中学生40〜50人が通り過ぎていった。
林間学校なのかなぁ〜
今の私には、中学生で山登りをできる事が羨ましく思えたが、当人達はどうなんだろうか・・・

スタートよ1q地点   駐車場よりなだらかな砂利道の斜面を上がって行くと、"日光国立公園 菅沼登山道"の大きな案内板がありそこから先は、林の中の土山道となった。
出発より30分後の7時40分
スタートより1q地点に到着しました。

スタートよ2q地点  登山道はこんな感じ
ここまでは、登山道を塞ぐかのような倒木も多く、
道幅も狭くなったりやや急斜があったり、岩をよじ登る様に
進む所もありアスレチック的な感じ?にも思えた。
そんな感じで、1q地点より55分後の8時35分
スタートより2q地点に到着しました。

写真右は、登山道ですが、かなり緩やかで道も広く、
ここまでの道のりで一番楽な辺りの写真って感じです。

途中では、先程の中学生達が休んでいて、疲れた様子の顔つきに
"俺たちはまだ元気だぞ!"と言った顔で挨拶を交わし通り過ぎた。

弥陀ヶ池(みだがいけ)  シラネアオイ?
スタートより110分後の9時 弥陀ヶ池(みだがいけ)に着いた。
この辺りは"シラネアオイ"の群生地らしく、囲いを作ったり、
電気を流したりとかなり保護されている様だ。

右がそのシラネアオイ?だと思って写真を撮ったのですが・・・
花が咲いてる訳でもなくこれが本当にそうなのでしょうか?
私には、フキにしか見えません!! 多分違っている???
池のほとりで、小休止した。

弥陀ヶ池からの登山道
"弥陀ヶ池からの登山道"です。
手すりと言うが、柵ですね・・・
登山道以外通れ無い様になってます。
右側がシラネアオイの群生地です。
多分・・・?
登山道は写真で見えなくなる辺りから、
急斜となった。

山頂への登山道  登山道からの景色
弥陀ヶ池から30分位経った所で、山頂まで約半分の所です。
下には弥陀ヶ池が見えその奥には菅沼、左には丸沼が見えます。
登山道は御覧の様に崩れそうな岩場を登っていきます。

山頂 弥陀ヶ池より約1時後の10時15分
山頂に到着した。
"日光白根山 2578m"の看板は岩の
上にあり、結構狭い場所であった。
この近くで少し早い昼食・休憩をとった。

山頂は西風がもろにあたり少々寒かった。

山頂からの景色 山頂からの景色はこんな感じです。
写真は中禅寺湖に男体山が写ってます。
日光連山に会津の山々、武尊山などなど、
360度見渡せる大パノラマであった。
富士山は残念ながら見えなかった。

火口原 約1時間の休憩後の11時15分出発した。
山頂を南に少し下ると神社があった。
その前から"火口原"が広がっていた。
火口原のなだらかな砂地を歩いて
避難小屋に向かった。

登山道はこんな感じ 砂地を過ぎると、急な下り坂となった。
背の低い高山植物の間をぬいながら下ると
白樺林?に登山道は入っていった。
新緑の中を気持ちよく下ると、水の無い
沢に出てそれを左に進んだ。

避難小屋 山頂より45分後の12時"避難小屋"に
到着した。
コンクリート作りで、中は中2階があり
30人位は入れそうであった。
避難小屋の前では、大学生風の人達が
ゴミ拾いをしていた。
エライなぁ〜と思ったと同時に、何で登山客
ってゴミ捨てんの?わかんないなぁ〜?

五色沼 避難小屋より45分後の12時"五色沼"に
到着した。
沼の前は平地が広がっていて、そこでは
多くの登山客が休憩をとっていた。
我々もここで休憩をした。 ここからは雄大な白根山の全景を見る事が
できた。(トップ写真)
白根山ばかり気にしていて、"五色沼"の
写真を撮るのを忘れてしまった。
とても良い感じだったのに・・・

休憩後の12時35分 "弥陀ヶ池"に向け出発した。
平らな池のほとりにそって歩き出すが、その先は急斜となった。
山頂を出発した時、"後は下りだけだから・・・"と思っていた為に
この上り坂は結構しんどく感じられた。
25分程で五色山への分岐点となる、峠に着いた。
ここから5分ほど下ると"弥陀ヶ池"に着いた。

弥陀ヶ池から菅沼登山口までは、体力が余ってしまってか?
走るかのごとくポンポン下って行った。
65分後の14時15分菅沼登山口駐車場に到着終了した。

休暇村日光湯元
登山の後は今回も湯元温泉に入りました。

最初前回行った、釜屋旅館に行ったのですが・・・
3時前だと言うのに、"30分位なら入れます・・・"と言われた。
"1時間位ダメですか?"と聞き直すと、
"もうお客が来るし・・駐車場が・・・"
みたいに何か濁され、断られてしまった。
10数年利用してきた旅館ですが、こんな事言われたのは初めてで
何か自分の中にあるこの旅館への思いがその1語で冷めてしまった気がする。
"温泉はここだけじゃあねーんだよ!"と心の中で叫び旅館を出た。

湯元温泉でのもう一つのお気に入り休暇村日光湯元に行って
フロントで聞くと、快く受け入れてくれた。金額は大人785円でした。

☆感想☆
最終最強の補習、
関東以北の最高峰 白根山で泣き、富士山頂で高らかに笑おう!!
の訳でしたが、
終わってみて、“楽勝だったかなぁ〜”
確かに急斜面もあり、少々辛いところもあったものの、
やはり私は“楽勝だったかなぁ〜”と・・・

今回は筋肉痛もほとんどないし(肩だけがちょっと次の日痛かった)、
今までの練習の成果であろう・・・

次回は本番の富士登山である。
今まで11回の強化練習が試される場であるが、
天候さえ悪くなければ今回の白根山と同様
“楽勝だったかなぁ〜”
と言える気がするし、それだけの練習はしてきたと思う。
みなさん!自信を持って富士山に挑もう!!

富士登山まであと17日、
晴天の山頂で雲海を眺めながら、冷たーいビールを飲んでやるぜ!!

・ 「Vermilion的 富士登山への道」はこれからも続く・・・

         ☆☆ ハイキングデータ ☆☆    2002.06.23(日)曇り時々晴れ一時小雨
出発地名   出発時間   到着時間   時間   距離   到着地
菅沼登山口   
07:10   
07:40   
30分   
1.0q   
1q地点看板   
1q地点看板   
07:40   
08:35   
55分   
1.0q   
2q地点看板   
2q地点看板   
08:35   
09:00   
25分   
1.3q   
弥陀ヶ池(みだがいけ)   
弥陀ヶ池(みだがいけ)   
09:19   
10:15   
56分   
1.1q   
山頂   
山頂   
11:15   
12:00   
45分   
2.0q?   
避難小屋
避難小屋   
12:02   
12:15   
13分   
0.5q?   
五色沼
五色沼   
12:35   
13:00   
25分   
0.8q?   
13:00   
13:05   
5分   
0.3q?   
弥陀ヶ池(みだがいけ)
弥陀ヶ池(みだがいけ)   
13:10   
14:15   
65分   
3.3q   
菅沼登山口
合  計   
  
  
319分   
11.3q?   

☆参加者☆
大国主命の前で記念写真
小林和正, Yopi, Tom, 武田 安生, 加藤一行, 藤野光徳

登山部トップヘージへ top