アジア一人旅 レポート {by:Kato}
6.6日目 サムイ観光

朝、起きると僕は昨日酔っぱらいながら考えた、バイクで島を一周する計画を実行するため、レンタルバイク屋さんに向かった。
なんせ、こんなにいい景色、いい天気なのに堪能しない手はないと思った僕は、もう一日ここに滞在することに決め、観光をちゃんとしようと考え、レンタルバイクはうってつけだと思ったのだった。
まずは、この島の地図を手に入れ、次にレンタルバイク屋さんを何軒かまわるつもりだったが、1軒目で値段交渉もなしに言い値250B(1日)でメイト(カブの親戚のような)を借りてしまった僕は、ちょっと後悔しながら、海に向かって走り出す。
すぐにそんな後悔は吹き飛んだ。
メチャメチャいい天気に、この海のバカンス風景、嫌なことはなにもかも忘れてしまうだけの楽しさがあった。
ところで、海外免許なるものをせっかく申請して日本から持ってきたのに見もしないで、パスポートを預かるだけとは。 うーん、ちょっとがっかり。
1周ゆっくりまわって3時間。思い切り堪能した。

お昼に昨日のラーメンの店に戻り、食事。
チキン風味のスチームライスとボイルチキンで30B。安い、うまい。
満足しきって、いい気になった僕はもう1周することに決めた。

今度はもっとゆっくり観光しながら1周する。
途中、巨大なブッダのあるワットに立ち寄ると壁のレンガ1つ1つに何か書き入れて奉納するらしい。5〜10B。(気持ちで箱に入れる)僕もさっそく書いた。
A Happy New Year 2000…そんなことを書き入れた。
これがこのワットのどこかの壁になるんだ、と思うといつかまたこようという気持ちになる。
いろいろな所に立ち寄って思った、この島にはバイク免許なんてないんだろうか。 小学生ほどの子供たちが、足もとどかないような、すごく似合わないバイクに乗って、集まっている所は子供の暴走族っぽい。 危険だなぁと見かけるたびに思った。
さて、ホテルへの帰り道、道ばたで売っていた、ドリアン・ランプータンなどの変わった果物を見て、ぜひ一口食べてみたいと思い、こっそりホテルに持ち込んで…とたくらんだ。
でも、ドリアンを食べる時はアルコールはだめらしい。
なやんだあげく、暑かったせいか、どうしても一杯飲みたくなり、やっぱりまた、夕日の見えるレストランでディナーとなる。210B。
だけど、ちょっとチャレンジした、サメの肉の料理がニオイがきつくてバツ。
それでも貧乏性の僕は残さず食べた。
明日はピピ島に移動となる予定。
ピピまでのジョイントチケット550B、8:00発のフェリーに乗る。


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